北アルプス牧場見学記
朝9時30分、店長は愛車プジョーのクロスバイク、 私は電動自転車でひつじ屋を出発しました。 北アルプス牧場へ続く長い坂道で、 電動自転車が本領を発揮、プジョーをかる〜く追い越します。 そして見上げれば、おお、あれが目指す牧場の赤い屋根だ! それにしてもこの道は南も北も田園が広がって 景色の美しいこと!
10時ごろ、牧場に到着しました。ここは牧場の直売店。 自家製の牛乳や特製ソフトクリームが評判のお店です。 もちろん、アイスミルクもあります。 外のポーチの部分に地物の野菜が かごに入って売られていました。 新鮮なズッキーニ2本で120円!安い!
一緒に見学する大谷ファミリーとここで落ち合いました。 直売店の店長をされているミセス一柳(いちやぎ)にいただいた ソフトクリームをぺろぺろ。 6ヶ月のいわお君もソフトクリームを初体験して にっこりごきげんです。
ここがアイスミルク工場です。 かわいい建物ですね。 残念ながら、この日はアイスミルク作りはお休みということで、 かわりに牛乳工場を見せていただくことになりました。
ぴかぴかのミルク缶がきれいに積んでありました。 なんだかわくわくします!
これは牛乳を殺菌する機械です。 北アルプス牧場の牛乳は本来の味を生かすため 65℃で30分加熱する低温殺菌牛乳です。 二つのうちひとつには牛乳が、もう一つにはお湯が入っていて お湯の方は沸騰させて機械の洗浄に使うそうです。
殺菌している間はずっとつききりで温度を確認します。 手間ひま惜しまず、おいしい牛乳をお客さんに届けたい そんな思いが伝わってきます。
北アルプス牧場の牛乳ビンはリターナルビンです。 お客さんの元から戻ってきたビンは まず洗浄液に漬けられてきれいに洗われます。 よくすすがれた後、こうして箱に詰まって 出番を待っています。
殺菌の終わった牛乳はこの機械に送られてビン詰めされます。 出番を待っていたビンを牛乳を入れる前にもう一度殺菌して 機械にセットします。
ビンに詰まったら、直売店の冷蔵庫に並びます。 この写真ではよく見えませんが 近づいてみるとクリームラインがくっきり見えます。 クリームラインというのは牛乳の中の乳脂肪分が浮いて ほかの部分と分かれているラインです。 乳脂肪分が本来の姿のまま残っている おいしい牛乳の証です。
いよいよ牛たちのいる牧場へ行きます!牛舎のあるところは直売店から道をはさんだ向かい側、 大きな木から牧場の看板が下がっています。
牧場主のミスター一柳です。トラックで颯爽と登場してお話を聞かせてくださいました。 戦後すぐのころ、先代が国有地を開拓して 牛を一頭飼ったのが、この牧場の始まりでした。。 一年中朝一番の乳搾りに始まって、牛の世話には休みがなく 自由時間がないのが一番大変なところだそうです。 一番いいのはどんなところ?とお聞きすると 「やっぱり子牛が生まれたときは感動するね」 とおっしゃっていました。
夏は牧草を収穫して冬のためにサイロに積みます。 そのため、牧場の仕事は夏、忙しくなります。
乳牛です。 敷き藁をお掃除してもらっていました。 牛舎の中をのぞきこむと牛も見つめ返してきて、 どちらが観察されているのかわかりません。 この牛たちのおかげでおいしいアイスミルクが 食べられるのね!ありがとう。
こちらはまだお母さんになっていない子牛です。 つぶらな瞳ですね。大きなピアスをしています。 乳牛とは別の牛舎に子牛が6,7頭、 子どもらしく駆け回っていました。 ここのより大きくて、そろそろ母牛になれる年頃の子牛は 美ヶ原、八方尾根、白馬など山の放牧場へ夏の間行っています。 牛舎のない山での厳しい暮らしで牛も丈夫になるのだそうです。
子牛がいる牛舎です。 この牧場には放牧に行っているのも合わせて 70〜80頭の牛がいるそうです。
再び直売店に戻ってミセス一柳にミスターとのなれそめなどを こっそりうかがいました。 「おもしろくて何年一緒にいても飽きない」と ミスターの魅力を語ってくださいました。 眼鏡をかけていらっしゃるのがミセス一柳です。 牛乳を1本買って牧場を後にしました。 牛乳は口当たりが柔らかくコクがあって とてもおいしかったです。 牧場のみなさん、ありがとうございました。
最後にひつじ屋でも販売しているアイスミルクについてご紹介します。乳脂肪分が多すぎないのでアイスクリームではなく”アイスミルク”です。 ミルク味:自然のままの牛乳の味。脂肪が多すぎないからあと味さわやか。 ブルーベリー:ブルーベリーのジャムとピュレが入っています。 抹茶:最高級の抹茶を使っています。 イタリアンチョコ:イタリアの生チョコを使っています。 かぼちゃ:地物のかぼちゃを蒸して使っています。 シャーベット:ちょっとシャリッとして夏にお勧め。 |